モチベーションを上げたい!こういう人間に
なりたい!と思う事が誰しもあると思います。
40代過ぎて今これを見ていただいている方は
少なからず、これから自分自身が変わり
“男から漢へ” “女から最高の女性へ”
そして最高の人生をと思われていると
思います。そんな時参考になる人生や考え方が
あると方向は大きく狂いません。
今回はそんな事を教えてくれる本をそ紹介。
本は一回の人生を何回も経験させてくれる
素晴らしいものです。いにしえの人の言葉
から、現代を駆け抜けている人の本など、
様々な事を教えてくれます。
その中の一つ、『花の慶次』をご紹介します。

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原作ではなく漫画ですが、私は何かあった
時や男としてこういう生き方をしたいと思う
ベスト3には入るのが主人公の前田慶次です。
史実と違う部分はあるかもしれませんが、
間違いなく人生の生き方考え方を教えてくれ
ます。ぜひ、人生や恋愛、考え方に悩んだ時に
参考にしてください。
<参考書籍>
花の慶次 完全版(徳間書店)

目次

《 恋 愛 》

慶次は戦人ではありますが、ストレートで
まっすぐな純愛をします。こいつと思ったら
一直線。惚れ惚れする惚れっぷりです。

『だから本気で聞いてくれ。
俺は心底お前に惚れたんだ』

花の慶次完全版 壱(徳間書店)

前田慶次が愛馬『松風』に会い、自分を
乗せて、自分の馬になって欲しいとお願い
するシーン。馬を手に入れる場面ではあり
ますが、人でも同じです。小手先でなく、
ストレートに思いをぶつける。
言葉ではなく言霊。思いがのっているか
どうかが大事です。そこに人は惹かれます。

『惚れた女のために死ぬか
忍びの世界で生きてきたワシには
わからんね〜。
あれが傾奇者というものかね』

花の慶次完全版 壱(徳間書店)

自分の惚れた女(まつ)が末森城に援軍を
出さない夫(前田利家)の悩みを打ち明け、
それを自分が向かうための一芝居をうった
姿を見た骨(忍者)が言ったセリフ
こんな漢になりたいし、女性ならこんな漢を
旦那さんにすべき。そのために自分を磨か
ないとですね。

『それがいい。その笑顔が最高の馳走です』

花の慶次完全版 伍(徳間書店)

慶次の愛するマツがちょっとした発言で慶次に
死を覚悟させる出来事をさせてしまう。
後にそのことを聞かされ慶次に謝った後の
慶次の言葉。「笑顔だけでいい」それほど
愛せる人に出会いたいですね。

【 仕 事 】

慶次の考えや人に対する思いは職場にも
いかされます。

『見なされ若水殿のツラを!!
戦場で傷だらけになったきたねえツラだ。
だがそれがいい。
その傷がいい!!
これこそ生涯をかけ、殿を守り通した
忠義の甲冑ではござらんか!!』

花の慶次完全版 壱(徳間書店)

信長の甲冑を誤って壊してしまい、前田利家
から切腹を言い渡された若水を守る為、
慶次が言ったセリフ。会社も同じ。人なん
です。会社を守るのは。そこを間違っては
いけません。

『君主たる者うかつに過信に本音ば見せれば
それだけで家臣を殺すこともある』

花の慶次完全版 四(徳間書店)

秀吉に切腹を命ぜられた、幼い殿が
自分の欲しい者のため部下が命をかけて
手に入れようとした所を止めようとした
時のセリフ。自分の為に部下に発言して
いることないですか?そういう時は結果的に
部下を苦しめていることになっていたりします。




【 生 き 方 】

『リンドウですよ。
春咲く花はあでやかだ。
だが花の盛りは春とは限りませぬ。
秋に咲く花はつつましいが、
味わいがある。』

花の慶次完全版 壱(徳間書店)

年齢を気にしている若水に慶次が伝えた言葉。
秋に咲く遅咲きの花だって、素敵な花が
あるんだよ。と勇気をあたえてくれる一言。
40代から人生を楽しもうとしている我々
にも勇気を与えてくれます。

『ふっ、、、
侍なんてそんな堅苦しいことじゃないんだ
生きる自由もあれば死ぬ自由もあるさ。
ただ俺はいくさ人。ここで退けば
俺ではなくなる。俺には退くことは
美しくなく思えるだけさ』

花の慶次完全版 弐(徳間書店)

明日不利な決戦をふまえた夜。逃げたい
自軍の兵を逃がしてあげる時の慶次の
セリフ。自分の美学を人に押し付けること
なく、自由に生き方を選択させてあげる。
そして自軍に戻り、
明日死ぬかもしれない漢達と酒を飲み
楽しく踊っているシーンも熱くさせます。

『フフ、、、いつでも逃げれば生きられると
いうもんじゃない。
突き進んだ方が生きのびられる場合もある』

花の慶次完全版 弐(徳間書店)

圧倒的不利の中敵陣に向かって行く前の
慶次のセリフ。決してやけになっているの
ではなく、勝つために進むという強い意志
を持った中での一言。




『武士とは
勇気を表に表し心中には大慈悲心を持って
いねば、その本文を貫くことは叶わぬ
そして、神仏に使える者は
慈悲の心を表に表し、強い勇気を心の底に
貯えておらねば道を極めることは叶わぬ』

花の慶次完全版 参(徳間書店)

摩利支天様を慶次と侘助が命をかけて助けた
後の摩利支天様の言葉。人にはタイプがある
。我々もそう、タイプがあり、そこ部分を
極めていけば良いと分からせてくれる言葉。

『友とはかくありたいものだな。
運が昇れば人は友達づらして
寄ってくるもの。
されど本当の友とは日頃疎遠でも
難儀の時にこそ、ひょっこり現れ
救いの手を差しのべるものよ。』

花の慶次完全版 四(徳間書店)

これは花の慶次名言ベスト3にも入りそうな
言葉。徳川家康が慶次と奥村助右衛門を見て
言った言葉。ふらっと友のピンチの時に
現れ、手を貸す。そんな関係の仲間を何人
持てるかが人生の豊かさになるのではない
でしょうか。自分も仲間にそうありたいと
思います。

いかがでしょうか?『花の慶次』一つ一つの
言葉が結構刺さります。PART2もあります。
ぜひ生き方の参考に。そして、興味持たれ
たら本見てみてください。おすすめです。