シャガール』美術を専攻してない方でも、名前はどこかで聞いたことのあるぐらい有名なロシアの画家。中でも人気の作品『誕生日』が今東京駅直結の東京ステーションギャラリーで見ることができます。山手線の広告にあったのを見てすぐに見に行ってきました。その様子をお伝えします。
これは必見です!!

目次

シャガールとは

マルク・シャガール』(1887〜1985)
ヴィテブスク(ロシア、現在はベラルーシ共和国)のユダヤ人一家で9人兄弟の長男として生まれる。
誕生日が1887年7月7日!と7並び。
(何かもってそうな誕生日ですね)
そこから1985年で亡くなる。
なんと97歳という長寿。
シャガールは絵の勉強・戦争などの影響に様々な国を転々とする。
ロシア⇨フランス(パリ)⇨ロシア⇨ドイツ(ベルリン)⇨フランス(パリ)⇨アメリカ⇨フランス
とロシア・フランスが多いですがこれだけ転居するのはやはり大変です。

また、シャガールは2度の結婚をしています。
28歳の時に結婚した最初の妻『ベラ・ローゼンフェルト』を一途に愛し、ベラへの想いの入った作品が大変多かった為に別名『愛の画家』と言われることもある。

これは私感ではありますが、『誕生日』はもちろんシャガールの原色のような色使いが人間の深層心理を表しているかのように感じ、見る人の心に刺さってくるのではないかと思います。
見たことのない方は、ぜひこの機会にご覧になってください。おすすめです。

シャガール三次元の世界 詳細

場  所:東京ステーションギャラリー
開催期間:2017年9月16日(土)-12月3日(日)
休館日 :月曜日(9/18 10/9は開館)9月19日(火)、10月10日(火)
開館時間:10:00 - 18:00
(金曜日は20:00まで開館)
*入館は閉館30分前まで
入館料 :一般1,300円、高校・大学生1,100円、中学生以下無料
*20名以上の団体は、一般800円、高校・大学生600円
*障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料

アクセス

東京駅丸の内北口改札を出て右すぐ。
(詳しくは下記ご覧ください)
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1
連絡先:03-3212-2485

今回の見どころ

今回の作品構成は絵画70点彫刻50点陶芸10点で全170点。
「平面と立体の境界」と謳っている通り、これまでほとんど本格的に紹介されていなかったシャガールの彫刻・陶芸の作品が展示されます。
『ヤコブの梯子』など代表作が並び、ちょっと普通の彫刻の作品とは違った趣があります。
今回その彫刻を作るにあたっての下絵なども展示されているので、それと比較するのも楽しいです。

そしてやはり『誕生日』!!!
こちらに展示されているのは本物ではなく、本人が描いた模写。
しかし見分けがつかないぐらいの出来栄えですし、本人が本人の作品を書いているのでいろいろ考えると、つまりこれは本物??と頭が混乱してしまいます(笑)
私としてはこれだけでも1,300円以上の価値があると思ってしまいます。
それぐらい好きな作品です。
その他、『たそがれ』『赤い雄鶏』などなどシャガールらしい色使いの作品が展示されています。



実際の様子

⇩当日17時前に東京駅に到着。丸の内北口改札を出てすぐ右にあります。

⇩ドーム型の入り口ですね。

*丸の内線で来られる方。
慣れていないと本当に東京駅って上に上がる場所がわからなくなります。
こちら参照ください。

⇩“ドーン”とシャガール展の案内があります。

⇩う〜ん、ここの誕生日のポスターだけでも立ち止まってしまいます。

⇩入り口自動改札を抜けると受付があります。
ここでこちらのような発券機がありますので、チケットを購入ください。
*領収書は受付の女性に言うともらえます。

⇩そして、チケットを見せて入場。
このような紙を渡され、エレベーターで上まで行きます。

*17時過ぎで間も無く東京駅の帰宅混雑の時間ということだったので、館内は20名ぐらいのお客様だったかと思います。
あまり人もおらず、とてもゆっくり見れるので贅沢な時間になりました。

⇩入って、いきなり『誕生日』がドーンと展示されています。
*写真は入り口のポスターです。
いきなりぐっとハートを掴まれました。
しばらくここで『誕生日』を堪能。
後ろからたまにしか人は来なかったので、美術館独特の「早く動かなきゃ」というプレッシャーは0です!!
もうここで1000円追加で払いましょうか?と言いたいぐらいでした(笑)

⇩その後、今回のメインテーマ、彫刻・陶芸品が並びます。
*写真はポスター
とても興味深い作品。
“フラン・フラン”などにレプリカでもあったら買ってしまいそうな陶芸品です。

*シャガールの作品に多く出てくる動物について
雄鶏・・・力強さや愛を表しているようです。
山羊・・・自分の分身のように書くことが多いようです。
ロバ・・・山羊と同様
魚 ・・・父が魚を扱う仕事をしていたので、お父さんや故郷を表しているようです。
また、西洋美術ではキリストを表すとも言われているようです。

こういったことも頭に入れて見てみると作品をより深く鑑賞できるかもしれません。

回ってみての感想

正直、これは見る価値は十分あるなと思います。
むしろいって欲しいと。
凄く美術に詳しい方がどう感じるかは分かりかねますが、
私自身は十分満足です。
友人に「絶対に行ったほうがいい!」というレベルでした。
理由は3点。
1、本人の模索ではあるが『誕生日』など代表作を含め彫刻・陶芸品など170点もの作品を見れること
2、『シャガール』が、ゆっくり、じっくり見れること。
3、アクセスがとても良いこと

ぜひオススメです!

まとめ

絵画はその時の気持ちで凄く受け止め方や感想が変わります。
特に原色に近い深い色をシャガールは使うので、
より心に刺さると思います。
時代を超え今でも評価される作品に仕事や他のことなどいろいろ考えてしまうことを一旦止めて、ゆっくり向き合い、堪能してはいかがでしょうか。
動いたり、声を出したりする『動』のストレス発散方法とは違った別の『静』の発散方法。
ぜひ、アクセスが良くゆったり「名作」を見れるこちらから新たな趣味を見つけられたらと思います。
人生をより楽しくするために。