春を迎え新たな気持ちで仕事をスタートする方、
事業を開始する方、新たに学校に行く方などなど、新しい事をスタートする方。
そんな気持ちをより後押ししてくれる、成功した名将たちも訪れ、信仰した神社に一度誓いをたてにいってはいかがでしょうか。今回おすすめするのは『鹿島神宮』。源頼朝、徳川家康と天下を取った方が崇拝した神宮です。鹿島アントラーズも毎年必勝祈願にここを訪れます。
目次
鹿島神宮とは
関東に住んでいても地元の人なら別ですが意外と「初めて聞く」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神(たけのみかづちのみこと)」を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社なのです。源頼朝は「武家護持の神」として厚く鹿島神宮を信仰していた。のち、徳川家康が関ヶ原の戦いの前に戦勝を祈願したと言われています。鎌倉幕府・江戸幕府と誰もが知っている時代のトップが崇拝した神宮です。
ご祭神
武甕槌大神(たけのみかづちのみこと)
鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の主神として祀られていることから鹿島神(かしまのかみ)とも呼ばれている。
日本神話の神の名前で、記では建御雷神とも言われ、そこからさらに建布都(たけふつ)神とも豊布都(とよふつ)神ともいう。
多くの形でいわれるが、古事記によると、イザナキノミコトが火神迦具土神を斬った際、剣に着いた血が岩群に〈走りつきて〉成ったとされる。
葦原中国平定の切札として出雲に天降り,十掬剣を波に逆さに突き立て,大国主神に国譲りをさせた国譲り神話が有名。
ご利益
出世開運(仕事運UP) 商売繁盛 旅行安全 金運上昇
境内紹介
<参照:鹿島神宮>
大きさは東京ドーム15個分にもなります。透き通る湧水で禊も行われる御手洗池、鹿園、楼門、要石など多くのみどころがあります。
楼門
楼門とは社寺の入口にある二階造の門。最近は下層に屋根のないもので、鹿島神宮の楼門は日本三大楼門として重要文化財にも指定されている。
境内の入り口近くに西面して立つ門で、寛永11年(1634)、水戸初代藩主徳川頼房(家康11男)の造営になる建物。棟梁は越前の大工坂上吉正。左右に接続する回廊も同時の作ですが、のちに札所が増設された。
門は間口を3間とし中央1間を出入り口とする三間一戸、2階建ての楼門で、1階の両脇間は金剛柵で囲い床を張って前寄りに随神像を安置しています。
<参照:http://ameblo.jp/yorozu39/entry-12214922111.html>
鹿園
<写真は奈良公園>
鹿島神宮内にも鹿がおります。神宮と鹿とは強い結びつきがあります。鹿というと日本人多くは奈良公園を思い出すと思います。
奈良公園=春日大社も武甕槌大神を祀っておりますが、武甕槌大神が神鹿に乗って奈良にやってきたのが大元であるようです。江戸川区にある鹿骨地区はその話にまつわる地名と言われています。
御手洗池
現在、年始に200人の人々が大寒禊を行います。昔は参拝する前にここで禊をしていたとされています。非常に綺麗で透明な湧き水が湧き出ていて、下まで見える透明度です。1日40万リットル以上の湧き水が湧いているそうです。
要石
この地方は昔から地震が多く、この要石がナマズの頭を打ちつけているといわれている。そのため、この地方では地震の被害が少ないとされていた。江戸時代徳川光圀(いわゆる水戸黄門)が7日間ずっと掘り続けても下が見えず諦めたといわれているほどです。
御祈祷・お祓い
鹿島神宮内、祈祷殿にて御祈祷・お祓いは可能です。
下記ご覧ください。
時 間:毎日 8:30〜16:30 (30分毎)
※祭典の都合により時間が変更になることがあります
場 所:祈祷殿
お申込み:予約不要
※ご希望回の10分前までにおいでください
初穂料 :ご祈願1種類につき5,000円からお気持ちでお納め頂きます
アクセス・駐車場
住所
〒314–0031
茨城県鹿嶋市宮中2306−1
高速バス
東京駅八重洲南口発 「かしま号」にて(約2時間)
電車
東京駅から総武線、成田線、鹿島線に乗り継ぎ
鹿島神宮駅へ。そこから徒歩10分(約2時間半)
車
東関東自動車道「潮来IC」より約6km
駐車場
第一駐車場:60台 鹿嶋市宮中2306-1
普通車300円・中型車500円・大型車700円
第二駐車場:55台 鹿嶋市宮下2-8
無料 神宮まで徒歩5分
まとめ
関東屈指のパワースポット。自己鍛錬をすることが一番大事ですが、その中で心を癒す場所、やるだけやった後の祈願などは勇気を与えてくれます。日々頑張って、いざ本番を迎える前にぜひ一度訪れたら良いのではないでしょうか。