プロスポーツ選手、人が羨む花形職業。
ましてや読売ジャイアンツの選手ともなれば大人から子供まで注目される。
しかし、阪神タイガースなど名門とよばれるチームはいい時と悪い時の言われ方の差は雲泥以上に違います。
通常の心なら鬱になってもおかしくないほどにメディアから叩かれる。
それでもそんな中で戦い続けている新人の小林誠司捕手から批判や逆境を生き抜くヒント見てみたいと思います。




目次

小林誠司捕手

出身地  :大阪府堺市
生年月日 :1989年6月7日(27歳)
身   長:178 cm
体   重:83kg
投球・打席:右投右打
ポジション:捕手
プロ入り :2013年 ドラフト1位
初出場  :2014年3月28日
年   俸:5,000万円(2017年)[1]
経   歴:広陵高等学校 ⇨ 同志社大学 ⇨ 日本生命 ⇨ 読売ジャイアンツ

身長はそれほど高くないにせよ、エリート街道まっしぐらという感じですね。
新人とはいえ社会人からなので27歳と思ったより歳はいってます。
同期には菅野投手(巨人)や話題の菊池選手(広島)、中田翔選手(日本ハム)など凄いメンバーが揃っています。
しかも、イケメンで女性人気も高いです。
今年阿部選手との合同トレで坊主にしたのも話題に。

能 力

遠投115メートル、二塁への送球1.9秒の強肩を誇る捕手。
ジャイアンツの新人捕手で阿部選手に途中変わって開幕戦に出場!
守備での評価も高く、WBCにも選ばれるほど。

過去批判

小林捕手に投げられる批判をいくつかあげます。

野村克也(野村元監督)さん

『小林は何も考えていない。このキャッチャーでは優勝は無理』
『致命的だな。大学出に名捕手はいない。』

宮本選手(元ヤクルト)

『外角ばかりで内角を使えてないから阪神に読まれて打たれてる』

大野投手(元広島)

『内角の球も要求するタイミングが一球遅い』

若松元監督

『小林は自分が打てない球を要求してるだけでリードになってない』
『なーんか小林って自分が打てない球を要求してるみて~な感じするんですよ~、自分基準でやってるから配球があ甘いんようなね』
『なーんか配球が・・・偏ってるよーなー』

マイコラス投手(巨人)

筒香嘉智に四球を出したあと、捕手の小林誠司に向かって
「グラブをしっかり止めろ!」とジェスチャーで訴える。

などなど、批判をあげたらきりがない。




対応法

上記の批判を見るとわかるように、スポーツ新聞やメディアを通してけちょんけちょんに言われる。自分がその立場だったらと考えたらどうですか?なかなかしんどいですよね。でも大きさはどうあれ、人にはこういう時期ってあるのではないでしょうか。
そんなときどう乗り越えるのか。対応としてベストは

『周りを気にせず、自分を信じ、自分のできる、すべきことをしっかり行う事』

これにつきます。じっと耐えて、しっかり前を向き進む。これが強さと成長に変わります。
逆に一番いけないのが

『批判に対して批判で返す事』
『周りの声ばかりに惑わされ、自分を見失い、落ち込む事』

です。海外のサッカーを見てください。こないだまでけちょんけちょんに言っていたのに、活躍したら神様のよう。そうです、周りは本当に無責任なんです。だから、気にせず突き進む。腐らない。必ずチャンスはまたきます。必ずです。大成功した人が長くスランプに陥り、また成功したその瞬間にスランプすら成功の道になるのですから。
じっとチャンスを待ち、腐らず最高の準備をし、最高のパフォーマンスを見せる。それが一番です。それを実践していたのが中田英寿さん。ローマ時代などエースに隠れ不遇の時代を過ごしていても決して腐らず、自分のチャンスを待った。常に自分を磨いて。だからいつどうチャンスが来ても対応できたんです。こういう姿勢がかっこよくないですか?あくまで人は人。周りの言葉に振り回されず、自分のやるべきことをしっかり行うことが最善の策だと思います。

自分を卑下しない

今まではスター選手の周りで、自分は力がないから「どうせ自分は」という言葉を言って自分を卑下していたのですが、WBCに入りその言葉を言うことをやめたそうです。自分にできる事は必死にやるだけ。ひたすらがむしゃらに。そう考えてからWBCでのあの活躍になったのです。今の自分にできる事を必死にやる。それが大事です。

逆境名言

山本五十六

苦しいこともあるだろう。
云い度いこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣き度いこともあるだろう。
これらをじつとこらえてゆくのが男の修行である

いつでも持っていたい名言です。

相田みつお

『なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみにたえるとき
いいわけをしないで
だまって批判にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが
ふかくなり
いのちの根が
ふかくなる』

今なんです強くなるときって。筋トレなども一緒です。
ここってときに頑張った分強くなれます。だからこそ
チャンスなんですね。




小林選手のその後の評価

野村克也(野村監督)

『3戦全勝で2次リーグに進出したWBC日本代表のキーマンに小林(巨人)を挙げた。
「一番大事なのはキャッチャー。小林が一番鍵になるね」』

『ベンチに引き揚げた後に岡田の背中をたたくシーンに注目。「背中をたたいている。これが、いいんだよ。(投手を)気分よくさせる。自信を持たせる。それがキャッチャーの仕事。小林さんには頭が下がりました」と大絶賛』

こんなもんです。
腐らず、じっと耐え、前を向いて進む事が大事

まとめ

逆境って誰しもあります。
仕事しててもうまくいかなくて批判や悪口など。
でも、体に害のないものであれば、逃げたりせずに、自分のすべき事をしっかりやれば、必ずチャンスは来ます。
評価も変わります。
逃げてしまったら、逃げた事しか残りません。
力のない奴ほどきゃんきゃんいいます。
そんなときは自分が何をしたいか、どうしたいのかをしっかり思い出し、そこに向かって進みましょう!