数多くの経営者・著名人がオススメする漫画『サンクチュアリ』
熱くする名言、第二弾です。
モチベーション・テンション下がっている時、自分が負けそうな時など見ると。「何かを成す」という‘人としての信念をもつ”と人は頑張れるということがわかります。

目次

『サンクチュアリ』とは

原作:史村翔
作画:池上遼一
発行:ビックコミックスペリオール(小学館)
時期:1990年12月〜(単行本初版)

ストーリー

カンボジアの戦乱の中、両親を亡くし、ただひたすら生きる為に逃げ歩き生き残った2人の主人公「北条彰」と「浅見千秋」。彼ら二人が日本に戻り、腐敗した日本を表と裏の世界から変えていこうと【ジャンケン】で役割を決める。そこから互いにのし上がり、日本に変化をもたらす。

名言1〜5

『サンクチュアリ』名言(No1)モチベーションを上げたい時のオススメ必読漫画
『サンクチュアリ』名言(No3)モチベーションを上げるオススメ必読漫画!
『サンクチュアリ』名言(No4)モチベーションを上げたい時のオススメ必読漫画!
『サンクチュアリ』名言(No5)モチベーションを上げるオススメ必読漫画!




心を震わす名言

『男が背負った重っさってのは、そいつがそのままその男の重さになる。。。』

北条彰(コミック4巻

一家心中で唯一生き残った過去を持つ組員の話を聞いての北条の一言。自分たちも親を殺されて、生き残るためにネズミも食べ友達の死も目の当たりにした過去があるだけに、何か心に感じたのではないでしょうか。
生きていればいろんなことを経験します。苦しいことも辛いことも含めて。しかし、そうやって経験し、その経験の重さだけ人は強くなれます。どんな過去でも全て力にできます。

『長い間、同じ服を着ていたら 服も汚れ肌も死ぬ。。。脱皮し新しい服をまとわなければ、ただ老いさらばえて滅びる。。。』

北条彰(コミック4巻

日本を本気で変えるという北条の思いを込めた一言。
これからの時代はますますこの気持ちが大事になります。日進月歩ではなく‘秒針分歩”ぐらい進んでいく時代。同じことが通用しなくなり、変われない人は路頭に迷います。過去を捨てるということでなく、過去いかして自分自身をイノヴェーションしていく事が自分自身のアイデンティティになっていきます。

『生き残る奴は、生き残るべくして生き残る。。。か。。。』

黄(コミック4巻)

北条暗殺を試みたが失敗に終わった香港マフィアの黄。北条の力を感じているからこその一言。会社も個人も同じです。勝っている人間には勝っている理由があり、負けている人間には負ける理由があるのです。そこを見極めないと一生負け続けます。

『だが、どんな荷物も持ち上げられなきゃ話にならねえ。前に進むにゃ既成の勢力飲み込んで、こっちがデカくなるしかないんだ!』

浅見千秋(コミック4巻

日本を本気で変えるには、既存の政府をぶっ壊して進まなければならないという浅見の一言。会社でも何でも、明日を切り開くためにはただ文句を言うのでなく、そこをぶっ壊すぐらいの気持ちで動かなければ、一生文句を言って生きていくだけの人間になります。

『死んじまったら終わりだよ。。。人間、死んじまったら何も残らない。。。俺は生きるぜ、宮村さん。。。
自分の夢果たすためなら、例え、てめえの手足喰ったって喰ったって生きのびる!!』

北条彰(コミック5巻

警察に追い込まれ自殺しようとした宮村(先輩ヤクザ)に対しての北条の言葉。北の極寒の地で生まれた宮村。その宮村を一人で必死に育ててくれた母親が今でも貧しく暮らしている。「母親のために暖かい家を建てる」という自身の夢を捨て自害しようとするなんて意味がないと諭す一言。これはもし今いろんな悩みを抱えて「死」という選択を描いている人がいたら考えて欲しい一言。生きて、必死に明日を変えようとする気持ちさえあれば必ず好転する日がきます。今の場所だけが世界ではありません。生きて全く別の地に行けば全く違う世界が広がります。「死」という選択は何があってもしないで欲しい。北条の言葉をかりてお伝えしたいです。

『要は‘生きる”という事です!』
『富める国、貧しい国。。。そしてその国民達。。。国や国民がどうやって生きていくのか。。。どうしたら生きているという実感を得られるのか。。。』

浅見千秋(コミック5巻

ビゼット大統領補佐官がアメリカの車を売るために一方的な規制廃止を迫る。しかし、廃止するなら規制を両国で撤廃し競わせるべきとビゼットに対して告げた言葉。それぞれ生きるためにどうしていくべきなのか、生かされる”のでなく‘生きるという意味を国が国民が理解したら、実感したらそれは本質的に強い国となるという浅見のメッセージ。会社も同様ですね。会社の方針・社長の方針にただ従い、自分の場所を守る事だけで生かされている社員ばかりの会社は生き残ってはいけません。社員一人ひとりが会社が生き残るために何をすべきなのか、どうすべきなのかを実感できたり感じさせる事ができるか。これは永遠の企業の課題です。

『一歩一歩前に進んでいかないと滑り落ちたり、大きな岩に叩き落とされたりするんだよ。。。』

北条彰(コミック6巻

新幹線から見える富士山を見て「登れるの?」と北条に質問した子供に対しての一言。誰よりも早く事を成し遂げようと表と裏に別れて動いている二人だが、決して闇雲に走っているわけではない。一歩一歩足を踏み外さないように冷静に進み、かつスピード感をもって進む。急いで入るが決して横着してはいけないという自分への戒めの意味も込めた一言。人々の努力も同じ。楽して手に入れたものは崩れやすい。しかし、一歩一歩積み上げて来たものは滑りそうでも、転げ落ちるまではいかない。その上自力が付いているのでなおさら足腰も強い。何をやるにしても日々の積み上げが大事。




『人一人、簡単に殺せるこんな犬でも、手なづける事ができる。。。一番厄介なのは絶対に尾をふらねえ犬だ。。。』

山王会3代目 緒方(コミック6巻

最大規模のヤクザ組織山王会。その組織の権力に対して屈しない北条に対しての山王会組長からの一言。権力やお金のある人間は現代社会にも数多くいるが、本当に強い人間というのは「権力」や「お金」に対しても屈せず、自分の信念の為なら0になれる人間」。要は信念を貫ける人。そういう人はどんな社会になっても生きていけるし、人間力もある魅力ある人でしょう。そうありたいものです。

『力の前に尾を振るのは簡単だ。。。振りたくなくても、振ってしまえば生きられる。
だがな、それは生きているんじゃねえ。。。生かされているんだよ!!』

『力に翻弄され、てめえの意思とてめえの手足で動けなきゃ、屈辱と後悔しか残らねえ』

中城規介 沖縄極道頭(コミック6巻

沖縄の旗を本土に上げるという信念を貫く中城。北条と同じように彼も信念を曲げ生かされてまで権力に屈しない。という気持ちのこもった一言。現代で同じ事を言ったら、「そうは言うけど家族を養わなければいけない、生きていかなきゃならないから、そんなの綺麗事」と言われるかもしれない。しかし、組織にいるから犬ではない。組織の中でもしっかり考えを持って進む。自分の責任に対して真剣であり、会社とベクトルを合わせ、自分の高みを目指すことは決して屈しているわけではない。アドラー流に言うと、「自分が今のままの方が楽だから言い訳をし、今の生き方を選択している。」ただそれだけ。組織の中でも誰にも変えられない、光を放つことが大事。組織の駒と自分を思っている、どこかでブレーキをかけている方々に考えて欲しい一言。

<まとめ>

コミック4〜6巻の中の言葉でしたが、本当に魂をゆさぶる言葉が多くあります。ただ漫画の一コマと考えるのでなく、現代の社会、自分に置き換え考えることができたら、さらに良いと思います。言葉だけの選択ですので、ぜひコミックも見ていただき、自己啓発に役立ててください。