サンクチュアリ』モチベーションを上げる最高の漫画。いよいよ最後の名言です。
1〜5に渡って書かせてもらいましたが、この本は読むべき本だと自信持って言えます。
ぜひ、読んで皆さんの現在を生きる上でのモチベーションにつながればと思います。

目次

『サンクチュアリ』とは

原作:史村翔
作画:池上遼一
発行:ビックコミックスペリオール(小学館)
時期:1990年12月〜(単行本初版)




ストーリー

カンボジアの戦乱の中、両親を亡くし、ただひたすら生きる為に逃げ歩き生き残った2人の主人公「北条彰」と「浅見千秋」。彼ら二人が日本に戻り、腐敗した日本を表と裏の世界から変えていこうと【ジャンケン】で役割を決める。そこから互いにのし上がり、日本に変化をもたらす。

名言1〜5

『サンクチュアリ』名言(No1)モチベーションを上げたい時のオススメ必読漫画
『サンクチュアリ』名言(No2)モチベーションを上げるオススメ必読漫画
『サンクチュアリ』名言(No3)モチベーションを上げるオススメ必読漫画!
『サンクチュアリ』名言(No4)モチベーションを上げたい時のオススメ必読漫画!

心を震わす名言

『今日まで生きてきた・・オレ達二人のルールだ』

北条彰(コミック11巻

浅見が倒れたのを知った北条。病状を何故聞かないのか訪ねた杏子に対する北条の一言。
「もしオレが浅見の立場だったら、オレは絶対に言わない。また、浅見もオレに絶対に問わないだろう」という前の言葉からの流れ。

⇨ これは本当に心から信頼する二人だからこそ言える言葉。今それが必要であればいうだろうが、言う事で害になる事はお互い言わない。本当に必要になれば話すのであえてそれを問わない。という信頼関係からくる言葉。こんな事を言える夫婦でしたらすごく円満でしょうね(笑)なかなか難しいでしょうか、そうありたいものです。

『・・オ、オレの尻(ケツ)・・ちったあ綺麗になったかな・・・』

瀬川(コミック11巻

ロシアンマフィアのソロコフに利用され、結局口封じに撃たれてしまう。自分の問題は自分で責任を持つとTVでソロコフの悪事を国民に伝え、最後に渡海に抱き抱えられながら言った最後のシーンでの一言。

⇨ 命をかけても自分の起こした問題は自分で解決しようとする潔く、漢らしい行動の後の一言。
本当にこれを言ってやりたい人が多いですね(笑)
人間ときには間違いやミスをおかします。けど、大事なのはその後の行動なんです。
そこが分かれ目です。しっかり向き合う自分でいましょう。逃げずに。




『・・線香一本あげたくてな・・』

北条彰(コミック11巻

孤独で死んでいった瀬川の北海道での葬式に東京から突然急遽駆けつけた北条の言葉。

⇨ 会社でいえば何千人という社員のいる会社の社長がアルバイトのお葬式に参列するイメージでしょうか。しかし私はこれがトップのあり方だと思います。もちろん全てに対応するのは不可能でしょう。しかし、役職など関係なく礼を重んじる事はとても大切な事です。トップ事かくあるべきと思います。

『あいつは振り返らない・・。常に今置かれている場所から前を見る・・』

浅見千秋(コミック11巻

北条が選挙に落ちた事を仲間が悲しんでいるのを見ての浅見の一言。

⇨ これは誰しも持ち得たいもの。いつでも良い状態ではない。今いる場所から前を見れればそこはマイナスではない。人生もそう。どんなに落ち込んでも、決して後ろを向かずそこから前を向いてスタートすれば必ず、元の位置よりさらに前にいけるはずです。それだけの経験を越えてきているのですから。

『私達政治家自身が改革、進歩するのと同時に、国民自身も改革、進歩しなければいけないんです!!』

浅見千秋(コミック12巻

憲法改正を訴える浅見。しかし、周りは国民投票の危険さを懸念する。
そんな声を「国民が安易な人間を選ぶようであれば日本はそれまで」
もう一度この言葉で話すようなところまで立ち返ろうとみんなに伝えるシーン。

⇨ これは今の日本においても大事な事。投票もせず、選ばれた人の文句ばかり言うのでなく、選ぶ国民も成長し、真剣に考え、選ぶべき。選ぶ方にも責任はあるんだと。若者が特に選挙に行かなくなっている昨今。未来を担うべく人たちが未来を創る人中心の人たちをしっかり選ばなければいけない。もっと政治に関心を持とうと今も言われているそのもの。自分たちの国に関心を。そこから新たな未来が創られていくのです。



『命懸けで今の日本に“何か”を残そうと突っ走ってんだよ』

青木(コミック12巻

ついに政治家の仲間達の前で倒れてしまった浅見。それを知る青木が皆に枯れ葉剤の事を伝え、浅見と北条の思いを伝えるシーン。

⇨ 命懸けでできる事。それに出会えるというのは素晴らしい事でしょう。たとえ命懸けとは言えなくても、日本の未来のために何かできる事は一人一人にあるのではないでしょうか?それを考え、小さな事でも実行する事が生きる意味にも変わってくると思います。

『ありがとうよ、ネエちゃん・・・』

渡海(コミック12巻

北条に撃たれ自分がどうしたら良いかわからず、浅見を殺そうとしに来た渡海。しかし、撃つ前に捕まえられてしまう。捕まってパトカーに入る前に渡海が言った一言。

⇨ 不器用な漢のセリフですね。どうあっても仁義は外せない。そう頭の中で戸惑っている中、そうしてしまう前に、捕まえてくれた事への感謝の言葉。痺れます。やはりこの漫画には欠かせない愛の漢です。

『和僑!!』

北条彰(コミック12巻

華僑のトップ江一族の頭とサシで話しをし、華僑にとっても今後平和という基盤の上のボーダレスな社会の中で生き抜かねばならない。と説いた北条に、「そんな中、日本はどうしていくのか?」という質問に対する言葉。

⇨ 日本人が自信を持って海外でも生きて行く。島国の単一民族で育った日本が堂々と世界で生きて行くようにならねばならないと答えます。強い日本。依存するのでなく、世界中どこでも生きていける強さを持ちましょう。

『信じているんですよ。。私の惚れた男はどんな逆境にも負けない!必ず甦る!』

ビセット(コミック12巻

国のために愛した浅見の病気をリークする。それに対し、大統領から「もう過去の事だから気にならないのか?」との問いに答えるシーン。

⇨ 男なら女性からそう言われる漢になりたいですね。男に生まれたからには。。。

『公選初代首相は浅見千秋を措いて他に無い!!』

伊佐岡(コミック12巻

首相公選制が可決され、最初の候補を問われた時の伊佐岡の言葉

⇨ 伊佐岡。彼もこの本に欠かせない人物。時代を牽引し、老いてなお力をもっている。その人物の引き際を表すシーン。
このあと「いつ敗北を感じたのか?」との質問にも「初めてあの二人の眼を見た時かもしれない」と答えるシーンも痺れます。
どうあがいても散り際は美しく。美学ですね。

『もう眠っていいか・・・?』

浅見千秋(コミック12巻


<コミック最終巻より 参照:https://highfive-aloha.com/sanctuary/>

⇨ これは是非見てご自身で感じてください。

まとめ

全12巻。何度読み返したことか。。。こういう生き方をしたいですね。“意志”の大事さを教えてくれます。
最終巻は正直まだまだ載せたい名言はありますが、ここに載せるよりも見てほしいという気持ちが強かったので、是非手にとってほしいと思います。『サンクチュアリ』後世に残したい漫画です。