今回は「疲れ」について。
40代の体の悩みで一番にあがる事。
『疲れやすくなった』
『疲れが取れない』
疲れというのは病気ではないため、どこか
甘く見ている方もいるのではないでしょうか。
疲れが原因で身体だけでなく心まで崩し、
やがて大病へつながり、命を落とす危険まで
なる可能性もあります。これを見て頂いている
40代の今から大逆転したい方、
今の状況を変えたい方、どんなにそういう
思いが強くても、見た目も疲れていたり、
思いが強くても体を崩してしまったら、
何もできません。普段、疲れが溜まりすぎて、
結局行動にできてない。何てことはありま
せんか?
いい運を呼ぶうえでも健康な体、そして、
外見からもエネルギーが出ていないと、
運も人も寄ってきません。
自分の顔を鏡でよく見てください。
目の下のクマ、肌のツヤ・ハリ、髪型など
元気で若々しいですか?
成功者はお金をかけているから若々しいわけ
ではありません。心の充実とともに、
身体には凄く気をつけています。
明日を変えようと思うなら、身体の
ことをこの機会に本気で考えてみませんか?
何度も言いますが、身体を壊してしまったら
なんにもなりません。「疲れ」の対策は
身体の対策、心の対策にもつながります。
目次
①『疲れ』の意識
40代以上の悩みを聞くアンケート
『疲れが取れにくくなった』
『疲れを感じる』
という答えが圧倒的に多い。見ている方も
思い当たる部分があるのではないでしょうか。
単に体の疲れは筋肉疲労とか、年齢の問題など
の単純なものではありません。
近年では疲れの原因は『自律神経の疲れ』が
大きな要因という研究結果も出ています。
特に、40代になると自律神経が衰えて、
疲れが溜まって損傷すると、免疫・内分泌系統
の機能に問題をおこし、安易に考えがちな
「疲れ」が結果的に糖尿病や脂質異常症と
いった生活習慣病の危険につながる。
「疲れ」は病気ではないので、我慢しがち。
人々の改善に対する意識も極めて低いのが
大きな問題。
②疲れの『原因』
疲れ=肉体疲労というイメージが今まであった
と思います。しかし、近年の研究結果で下記の
ことがわかってきました。
一つは「乳酸」が疲労の原因とよく言われて
いましたが、実は違う。原因は「活性酸素」
である。ということが言われ始めました。
(日本疲労学会理事長 渡辺恭良氏)
「活性酸素」は老化や病気の原因として、
ご存知の方も多いと思います。つまり疲労も
老化も病気も繋がっているということ。
もう一つは脳、自律神経の疲れが原因という
研究結果。自律神経の疲れが生じると人間は
「疲れた」と認識をする。激しい運動だけでな
くストレスも自律神経を疲れさす大きな原因。
実は体は疲れていなく、脳が疲れている。
自律神経が疲労し機能しなくなると、
人間のスイッチが効かなくなる。
*交感神経・・・緊張・運動・覚醒機能
*副交感神経・・リラックス・休息・睡眠機能
を司り、正反対の動きをし、スイッチをする事
でバランスが保たれている。
しかし、ストレスが溜まっっていたり、
ブルーライトなどの明るい光にさらされたり
すると交感神経がそのままスイッチできず、
眠いのに眠れない、自律神経失調症などの
原因にもなりかねない。
つまりどんなに身体を休めても根本の脳の
ストレスの問題を解決しない限り、疲れが
取れない。
(詳細は『すべての疲労は脳が原因』
東京疲労・睡眠クリニック 梶本修身院長
を参照ください。非常に興味深い内容です)
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<豆知識>
Q:なぜ人は楽しい事をしていると疲れを
感じない事があるのか?
A:脳の前頭葉がうれしい事や達成感のある事
をしている時、疲れのサインをかき消して
しまうから。
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③疲労を回復するために
疲労を回復するために様々なCMやサプリなど
いろんな方法が世に出ています。
もちろん全く効果がないとは言いませんが、
やはり一番は「睡眠」と「食事」のクオリティ
を上げる事が一番。何かで補充する事よりも、
意識と改善に努めれば、疲労だけでなく、
心にもよく、結果的に老化防止や運すらも
よびこむことになる。
【睡眠】
正しく十分な睡眠は疲労回復の特効薬。
理想の睡眠時間は約7時間と言われています。
眠ると日中活発に活動し大量に発生した
疲労の原因となる活性酸素。眠ると発生が
抑えられ、細胞の修復がされ疲れがとれる。
そのために睡眠は大事と言われています。
しかし、どんなに睡眠をとっても、眠い、
疲れが残っていると感じる場合は、
『正しい睡眠』がとれていない可能性が
あります。ここでぜひ自分に当てはまる事は
改善しましょう。
<睡眠のメカニズム>
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を
交換で3〜6回繰り返す。
レム睡眠 ・・脳の活動レベル高い
自律神経の動き活発
筋肉は休んでいる
*夢を見るのはこの時。記憶の整理をしている
ノンレム睡眠・・脳の活動レベル低い
自律神経の動き低下
筋肉は多少動いている
*この時に神経細胞の修復をしている。
<疲れを取る睡眠にするには>
*ノンレム睡眠をいかにとるかが鍵!
*疲労回復に重要な「成長ホルモン」
は眠りに入った時のノンレム睡眠時に
一番分泌されるので、質の良い睡眠が
不可欠。
<質の良い睡眠にするには>
*食事は寝る2時間前まで
*寝る前のスマホをやめる
*朝太陽の光を浴びる
*寝溜めしない
など。詳しくは、こちらを参照:
(人生を変える! 早起きのメリット)
また、寝相の悪さ、いびきなどは良い睡眠の
的です。上記の質を上げる事も改善に
つながります。またいびきは横向きに寝ると
約8割の方が改善したといわれています。
良い睡眠の為の部屋の理想の温度
冬・・・18〜22度
夏・・・25〜28度
【食事】
疲れにいい食事、栄養は??と聞かれたら
ここまで読まれた方はきっと「抗酸化作用」
のある食材。ビタミンC、A、Eや
ポリフェノールを思い浮かべると思います。
もちろんハズレではありません。しかし、
今注目されているのは、
「イミダペプチド」
鳥の胸肉に多く含まれている成分です。
鳥は長い時間空を飛び続けられるのは
「イミダペプチド」が大量に含まれている
からだとも言われています。
他にもマグロやカツオの尾びれ部分に
大く含まれています。
「イミダペプチド」は抗酸化作用が持続する
特徴があります。
<化学的に検証された疲労に聞く栄養素>
・ビタミンB1(生ハム・豚ヒレ肉・うなぎetc)
・αーリボ酸(トマト・ピーマンetc)
・Lーカルニチン(ヤギ肉・ラム肉・牛肉etc)
・パントテン酸(レバー・ニジマス・納豆etc)
・クエン酸(レモン・みかん etc)
・コエンザイムQ10(イワシ・ほうれん草etc)
上記を含めバランスよく栄養を取る事が大事。
良いからといって多量摂取はダメです。
まとめ
疲労は細胞が傷ついた状態。
老化は細胞が死んでしまう状態。
つまり、疲労を放置していくとどんどん老化に
つながるという事です。疲れている人が歳を
とって見えるのはその為です。
40歳以降大逆転するために、
もっと楽しい人生にしていくために、
疲れも、老化防止も結局は日々やっている事を
いかに正しくやるか。その毎日の積み重ねだと
いう事をいろんな事を調べていくうちに本当に
理解してきます。いろんな問題、悩みの改善点
・問題点をあげていくと、同じところにいく
のだと。ぜひ生活習慣を改善し、心も体も
若く元気な状態で明日を変えていきましょう。
知る → 改善
この一つ一つの見直しが大きな大きな差に
なって未来に影響していきます。10年後、
「あの時やっておけばよかった」と
後悔しない為に今すぐ取り組みましょう!
いくつからでも逆転できる!!
頑張りましょう!